
Au revoirだけ使っていれば良いですか?
本講座で詳しく解説します。
こんにちは、キースすずきです。
キースすずきのフランス語がっこうへようこそ。
本講座では、フランス語の別れ際の使える挨拶を深掘りしていきます。
本講座を受ければ、それぞれのシチュエーションに合わせた別れ際の挨拶を、適切に使えるようになります。
それでは、講座をはじめます。
【フランス語】別れ際の定番の挨拶〜Au revoir / Salut〜
別れ際の定番の挨拶は、2つあります。
相手との関係で、使い分けてください。
- Au revoir 『さようなら』
- Salut 『じゃあね』
別れ際には、まずはAu revoir (オルボワール)『さようなら』を使おう!
別れ際に、いつでもどこでも誰にでも使える挨拶です。
初対面、年上、相手や場面を問わず使える丁寧な別れの挨拶となります。
- "Bonjour"で会話が始まり、”Au revoir”で終われば素敵な会話になります。
Au revoirの後にMonsieur、Madame、Mademoiselleを付け加えると丁寧になります。
相手の姓がわかれば、Monsieurなどの後に付け加えましょう。
※英語に当たるのが、MonsieurはMr. 、 MadameがMrs. 、MademoiselleがMissとなります。
Au revoirの発音
Au revoir | |
通常 | |
ゆっくり |
実際の音を聞いて、後に続いて練習してみましょう。
Au revoir 〜〜〜(名前) | |
通常 | |
ゆっくり |
友達などへの別れ際は、Salut(サリュー)『じゃあね』を使おう!
Salutは、親しい間柄であれば、出会ったときにも、別れ際に使える便利な挨拶です。
初対面の人や目上の人に言わないように注意しましょう。
Salut(サリュー)じゃあねの発音
Salut | |
通常 | |
ゆっくり |
Salut, Keith. | |
通常 | |
ゆっくり |
【フランス語】Bonne journée「良い1日を」を合わせて使おう
日本語ではなかなか言いませんが、欧米で一般的な別れ際の挨拶として「良い1日を!」などの「良い〇〇を!」系のフレーズがあります。フランス語でも日常に溶け込んだ挨拶の1つです。
Bonne journéeは、英語では”have a nice day!”と同意になります。
その他の一緒に使うと良いフレーズをまとめました。
- Bonne journée 『良い1日を!』
- Bon après-midi 『良い午後を!』
- Bonne soirée 『良い夜を!』
- Bonne nuit 『おやすみ』
- Bon week-end 『良い週末を!』
※BonとBonneは、どちらも「良い」という意味の形容詞です。あとにつく名詞が男性名詞か女性名詞かによって変わります。詳しくは、後日。別講義でお伝えします。
別れ際の挨拶のまとめ
日本語の「さようなら」は、語源が「左様ならば(今日でお別れです)」で短縮されたものです。
避けることができない別れに対して諦めるという思想が背景にあるようです。
フランス語や英語などでは、いつか再会することへの期待が含まれています。
「さようなら」1つとっても文化によって違いがあって興味深いですね。
本講座では、フランス語の「さようなら」を意味する別れ際の挨拶について、解説いたしました。
ぜひ、別れ際にそのシチュエーションに適した挨拶を言えるように、実際の会話でたくさん練習してみてください。
なお、その他の一般的に使える挨拶については、「フランス語の挨拶10選」で解説しています。
また、キースすずきのフランス語がっこうでは、この点を詳しく知りたいなどの疑問、フランス語のこんなことについて学びたいなど要望がありましたら、TwitterのDMにて随時お待ちしておりますので、お気軽にご連絡下さい。
それでは、皆さん、Au revoir!